2013年01月25日

プレゼン

朝から顧問先の社長と福岡行き。
日差しは暖かかったのですが、街場は冷たい海風がビルの谷間に吹き抜け寒い思いをしました。

目的は、さる上場大手企業の西日本事業部訪問。
現在、顧問先グループが計画中の事業に対し出資を検討したいとのオファーを受けて、事業のプレゼンに伺った次第です。

同社の取締役と相談役、本社のソリューション部署と西日本事業部の担当課の8人に囲まれて淡々とプレゼンは進んだのですが、途中々々で浴びせられる各々からの質問は、流石に大手のエリート、的を射ています。
過不足がない。
回答に対する理解も早い。
プレゼンの成功の是非はともかく、誠に心地良うございました。

振り返って一昨日のこと。
この事業の関係で県庁の所轄部署を訪ねましたが、その時の問答を思い出すと腹立たしさがじわあっと湧いてきます。

今後の行政の展開も含め、どうしたら一番いいのかといった質問を投げました。
帰ってくるのはなんかようわからん建前と自己都合に満ちた言葉の羅列といいますか。
こちらの問いかけが分かったのか分からなかったのかそれさえ分からない。
そんな内容でした。
確定的なことを言えば後で上げ足をとられると恐れているんでしょうか、的はずれな応答ばかりです。
仕事に意欲がないのか、それとも質の悪い作為なのか。
何れにしてもお上意識ばかりが見え隠れしました。

先だって東京で会った東京事務所の職員さんはたいへん好感が持てたのに、残念です。

民間にしても官庁にしても当初は個の能力の差なんてない筈です。
組織が人を育てるんだと思います。
それから時には腐らせるんだとも思います。



Posted by 風街ろまん at 21:24│Comments(0)
 
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