2012年03月26日

命短し

今年に入って1度っきりしか更新していません。
それも1月4日以来。

そんなつもりでもなかったのですが。
つい愚図々々となってしまいました。
いかんですね。

昨日は熊本にも桜の開花宣言が出たようです。
昨年は3月16日でしたので9日遅れですか。
今年は寒かったと言っても、その程度の違いでしかないんですね。

昨日、今日と、風は冷たいのですが陽射しはすでに春のもの。
今週末あたりは花見客も繰り出すのでしょうね。

2月初めから春休みで帰省していた息子が
24日にまた東京へと帰っていきました。

彼も来春が就職戦線突入となりますので、
今のうちにと、この春は、近くの自動車学校に通いました。
追加チケットを買わされることもなくなんとか卒業。
学科試験は住民票のある神奈川で受けることになります。

昔から車になぞ興味ないと言っていた息子ですが
この春は、街でちょっと小洒落た車なんぞを見かけると、
『ふう~ん、これもいいねえ。』
ですと。
彼らは、何と言ってもこれからなんです。
ミニクーパーだろうがポルシェだろうがレクサスだろうが
どうぞご随意に・・・・自分で稼いで。

この季節になると、知り合いの
卒業式だ、就職だ、退職だ、の声を聞きます。
そうすると、その人たちとの過去のいろんな交わりが浮かび上がり、
ああ~、時の移ろいの速さを感じてしまいます。
じんわりと。

自分自身にしても、独立して既に1年が過ぎました。
なんと早いこと。
お陰様で、なんとかかんとか生かされております。
在り難いことです。

春は、新しい季節の準備を終えたもの達が銘々に芽吹き、蠢く。

ところが、それらを繰り返し繰り返し見てきたもの達は、一方で、
それが決してエンドレスではないことを自覚させられるのです。

命短し、恋せよ乙女・・・初老のおのこも。

春は物憂げな季節でもあります。



Posted by 風街ろまん at 14:38│Comments(0)
 
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