こんさるたんと奮闘記

今日、羽田からの始発便で息子が帰ってきました。

今年はこの年末年始は帰らないと言っていたのですが
正月２日に中学高校時代の仲間と『成人を祝う会』があるそうで
友人に
『帰って来い！』
と言われたとか。

空港の到着ロビー前は帰省客を迎える人でごった返し
熊日と何処やらの地元ＴＶ局がカメラを据えて取材しておりました。
いつもの年末の光景です。

そんな中、息子はリュックを背負い、ノートＰＣを小脇にかかえ
相変わらず、モッソリと
迎えの父親に
『お疲れさん。』

大学の２年生ですが、昨日まで授業が入っていて、
明けて６日からまた授業だとか。
その間、提出レポートも山積みのようでＰＣはそのため。

僕の時代はもっとのんびりしていたように記憶しているのですがね。
と言ってもただ自分自身が自主的に授業から遠ざかっていた
と言うことか。
まあ、学生は勉学が本分。
勉強できるときに、しっかりやって下さい。

今年は１２月に３年生の会社訪問が解禁になったようです。
４月からの就職試験は例年通り。
訪問期間が短縮されたことから、希望の会社訪問日が被るケースがあるとか。
相変わらず、就職戦線は厳しいようです。

そういえば自分の時も第２次オイルショック後で、楽ではなかったですね。

ある一部上場企業を訪問したときのこと。
今でも忘れられません。
メガホンを持った就職担当者が声を張り上げこういいました。

『東京大学、慶応・早稲田大学の方はこちら。
　〇〇大学、△△大学、××大学、・・・・・・の方はこちら。
　その他の大学の方はこちらに並んでください。』

その他の大学であった僕は
『ああ、そういうこと。』
エントリーシートを破り捨てて直ぐにその会社を出ました。
今もまだ存続していますが、今の株価は冴えない会社です。

昭和５０年代はじめは大方がそういう時代だったのです。

息子よ、来年はお前の好きにしな。