2011年11月03日
欧州の雲行
天高く馬肥ゆる秋
秋晴れ
秋に3日の晴れ間なし
女心と秋の空
どこまでも高い澄みわたったこの時期の空と、
それに反するように移り気な秋の空模様を言い表した形容句です。
予報では、今週は晴れの日が続くと言っておりましたが
昨日今日とおかしげな天候です。
おかしげと言えば、欧州の空の雲行はここのとこ、ずっとおかしげで怪しいですね。
ギリシャの債務問題が定まらないというのが悩ましい。
先だっての欧州首脳会議では、ギリシャ国債を50%カットすることで合意に至りましたので、これでやっと解決に向かうかと思われたのですが。
今朝のニュースでは肝心のギリシャが、国民の理解を得なければ国内の再建策進まないので国民投票で問う、と言いだした。
『問う』ってあんた、何をいまさら。
周りの国が銀行を説得して、
『しょうがない、借金は半分棒引きしてやるから残り半分はちゃんと返せよ』
と言ってくれているのに。
当の本人が、
『皆に聞いて見ないと何とも言えん。』
と開き直っているのです。
その再建策というのが大幅公務員数削減、年金カットなど。
大凡ですが、ギリシャでは労働人口の20%が公務員という公務員天国。
5人に1人は税金で飯を食っているやに聞きました。
信じられないことに、ギリシャはこの事態に至って初めて、国や地公体などの公務員数を調査し始めたとのこと。
おいおいそんなデータも無かったんかい!
国家財政の40%は公務員の給与と年金支払いで消えていくのだそうで・・・。
足りない分をせっせと借金してきた結果がこれなのですね。
そいでもって、これらの削減には断固反対と連日暴動が起きている。
戦争に負けた日本が、一億総懺悔したのとはちょっと国情が違うようです。
(しかし、公務員天国ってことだけで考えると、なんだか、どっかの国でも似たような話がありましたね。
東北大震災で、どうにかして復興資金をひねり出さなきゃならないこの大事な最中に、東京の一等地にでかい公務員宿舎を建てるんだとか。)
ギリシャってのはそんな国だから首相も
「みんな、我慢できるかな?」
と一度聞いてみないと約束ができないと言いだしたわけで。
当の公務員や高齢者には確かにつらい話ではあるのですが、これまでが我儘が過ぎた。
国家が破綻してしまえば元も子もない訳ですから。
アテネ(ギリシャ)はかつては古代史に名をとどろかす、世界に冠たる都市国家だった訳で、その誇りは何処へ行ったやら。
かつてはと言えば、ギリシャ程ではないにしても国が傾きかけているという点では同じイタリヤ(ローマ帝国)もポルトガルもスペインもみんなおかしい。
大英帝国もちょこっと傾いでいます。
世界の番人を自任した、合衆国だってリーマンショック以来塞ぎこんでいるようですし。
そうしてかつては『JAPAN AS NO1』と言われたこの国も。
会社と同じで、国も、いつまでも頂点には存在し続けきれない訳で・・・。
そうであれば例え国の力が衰えても、どうやったら国民が幸福で文化的に豊かな暮らしと社会を維持していけるのか、
今からはそこいらをベースに考えるべきなのではと思います。
先人は欧州にあり。
欧州の国々をよく観察して。
話がずんと脇道にそれました。
かつて『スペイン風邪』はわが国にも多くの病死者を出しましたが、今回の『ギリシャ風邪』はもっと手広く、世界中に病原菌をまき散らしたようです。
ギリシャ破綻
⇒欧州を中心とした債権者金融機関の危機
⇒金融危機回避のための大掛かりな公的資金の投入とマネーサプライの縮小
⇒国家財政の悪化と景気後退。
これはユーロ圏全体に及びますので、ユーロ圏の消費が縮小してくるとそこへの輸出で潤っていた中国・インド・ブラジルなどの新興国(実際はそこを製造拠点とする日本などの先進国を含む)の経済がスローダウンします。
旺盛であった新興国の消費に陰りが。
という構図で、実際、中国向けの故紙、鉄屑などの輸出価格が10月よりズズーンと下落しています。
リーマンショックのときによく似ている。
皆さん、くれぐれも用心を。
それから、円高に戦々恐々となるのは仕方ないとしても、現在のグローバル経済下では逆の商機が生まれているのも事実。
5年前にスペインへ旅行した時、ユーロの交換レートは165円でした。
それが今日現在では107円をやや割る流れです。
それがどういうことかと言うと、当時よりユーロ圏の価値が35%ディスカウントされたということ。
100万円だったエルメスが65万円になったということです。
悲観論ばかり踊る新聞紙面に嘆くことなく、どうしたらこれを逆手に取れるかと考えるのもちょっと面白いと思いますが。
秋晴れ
秋に3日の晴れ間なし
女心と秋の空
どこまでも高い澄みわたったこの時期の空と、
それに反するように移り気な秋の空模様を言い表した形容句です。
予報では、今週は晴れの日が続くと言っておりましたが
昨日今日とおかしげな天候です。
おかしげと言えば、欧州の空の雲行はここのとこ、ずっとおかしげで怪しいですね。
ギリシャの債務問題が定まらないというのが悩ましい。
先だっての欧州首脳会議では、ギリシャ国債を50%カットすることで合意に至りましたので、これでやっと解決に向かうかと思われたのですが。
今朝のニュースでは肝心のギリシャが、国民の理解を得なければ国内の再建策進まないので国民投票で問う、と言いだした。
『問う』ってあんた、何をいまさら。
周りの国が銀行を説得して、
『しょうがない、借金は半分棒引きしてやるから残り半分はちゃんと返せよ』
と言ってくれているのに。
当の本人が、
『皆に聞いて見ないと何とも言えん。』
と開き直っているのです。
その再建策というのが大幅公務員数削減、年金カットなど。
大凡ですが、ギリシャでは労働人口の20%が公務員という公務員天国。
5人に1人は税金で飯を食っているやに聞きました。
信じられないことに、ギリシャはこの事態に至って初めて、国や地公体などの公務員数を調査し始めたとのこと。
おいおいそんなデータも無かったんかい!
国家財政の40%は公務員の給与と年金支払いで消えていくのだそうで・・・。
足りない分をせっせと借金してきた結果がこれなのですね。
そいでもって、これらの削減には断固反対と連日暴動が起きている。
戦争に負けた日本が、一億総懺悔したのとはちょっと国情が違うようです。
(しかし、公務員天国ってことだけで考えると、なんだか、どっかの国でも似たような話がありましたね。
東北大震災で、どうにかして復興資金をひねり出さなきゃならないこの大事な最中に、東京の一等地にでかい公務員宿舎を建てるんだとか。)
ギリシャってのはそんな国だから首相も
「みんな、我慢できるかな?」
と一度聞いてみないと約束ができないと言いだしたわけで。
当の公務員や高齢者には確かにつらい話ではあるのですが、これまでが我儘が過ぎた。
国家が破綻してしまえば元も子もない訳ですから。
アテネ(ギリシャ)はかつては古代史に名をとどろかす、世界に冠たる都市国家だった訳で、その誇りは何処へ行ったやら。
かつてはと言えば、ギリシャ程ではないにしても国が傾きかけているという点では同じイタリヤ(ローマ帝国)もポルトガルもスペインもみんなおかしい。
大英帝国もちょこっと傾いでいます。
世界の番人を自任した、合衆国だってリーマンショック以来塞ぎこんでいるようですし。
そうしてかつては『JAPAN AS NO1』と言われたこの国も。
会社と同じで、国も、いつまでも頂点には存在し続けきれない訳で・・・。
そうであれば例え国の力が衰えても、どうやったら国民が幸福で文化的に豊かな暮らしと社会を維持していけるのか、
今からはそこいらをベースに考えるべきなのではと思います。
先人は欧州にあり。
欧州の国々をよく観察して。
話がずんと脇道にそれました。
かつて『スペイン風邪』はわが国にも多くの病死者を出しましたが、今回の『ギリシャ風邪』はもっと手広く、世界中に病原菌をまき散らしたようです。
ギリシャ破綻
⇒欧州を中心とした債権者金融機関の危機
⇒金融危機回避のための大掛かりな公的資金の投入とマネーサプライの縮小
⇒国家財政の悪化と景気後退。
これはユーロ圏全体に及びますので、ユーロ圏の消費が縮小してくるとそこへの輸出で潤っていた中国・インド・ブラジルなどの新興国(実際はそこを製造拠点とする日本などの先進国を含む)の経済がスローダウンします。
旺盛であった新興国の消費に陰りが。
という構図で、実際、中国向けの故紙、鉄屑などの輸出価格が10月よりズズーンと下落しています。
リーマンショックのときによく似ている。
皆さん、くれぐれも用心を。
それから、円高に戦々恐々となるのは仕方ないとしても、現在のグローバル経済下では逆の商機が生まれているのも事実。
5年前にスペインへ旅行した時、ユーロの交換レートは165円でした。
それが今日現在では107円をやや割る流れです。
それがどういうことかと言うと、当時よりユーロ圏の価値が35%ディスカウントされたということ。
100万円だったエルメスが65万円になったということです。
悲観論ばかり踊る新聞紙面に嘆くことなく、どうしたらこれを逆手に取れるかと考えるのもちょっと面白いと思いますが。
Posted by 風街ろまん at 17:09│Comments(2)
この記事へのコメント
ポンドも以前は240円ぐらいしていた時もありましたが、今は、120円ほどですものね。
私が、もっと若くて、お金もあったら、留学したかったです。
若者よ!世界を目指すなら今だ!
私が、もっと若くて、お金もあったら、留学したかったです。
若者よ!世界を目指すなら今だ!
Posted by 梅子 at 2011年11月03日 20:05
梅子様
お金の方は問題ですが、若さは心の持ち様かと。
行動派の梅子さんでしたらあり得るのでは。
シニヤも世界を目指そう!
The Japanese senior is No.1!
お金の方は問題ですが、若さは心の持ち様かと。
行動派の梅子さんでしたらあり得るのでは。
シニヤも世界を目指そう!
The Japanese senior is No.1!
Posted by 風街ろまん
at 2011年11月04日 10:02
