2010年11月25日
若者の国内志向
日本人の海外留学が減少する一方で、韓国や中国の米国留学が急増している。
日本の会社では海外勤務を希望しない若者が増えている。
といったことをこのブログで以前話題にしました。
そのとき僕は多くのマスコミや経済人の反応同様に、ただ単純に 『嘆かわしい』 的な意見を書いてしまったような記憶があります。
これに対しニューヨーク在住の肥和野佳子さんは、24日付メルマガコラムでこれとは別の面の意見を述べておられます。
『しかし見方を変えれば、それだけ日本が成熟した豊かな国で生活しやすい国になったという証拠でもある。』
『国が発展途上の場合は、人がどんどん先進国に留学し、そこで多くを学び、本国の安価な労働力を使って市場競争力のある製品を生み出し、本国の大量消費と先進国への輸出とで経済発展期を迎える。』
『低成長時代の現代、会社が従業員を海外に送る先として、もっとも可能性の高いのはアジアだ。そして、中東、南米、アフリカといったその他の発展途上の国へも送られる可能性もどんどん増大している。従業員の海外勤務希望者が減ったというのもそうした派遣先の大きな変化という事情があるだろう。』
『そもそも経済的に豊かな国からは海外に出たがる国民は多くは出ないものだ。外国語の習得も熱心ではない。』
『時系列的な社会調査の結果を見て、最近の日本の若者にはチャレンジ精神がないとか、向上心が足りないのではないかという単純な論調を見ることがあるが、私は必ずしもそういうことではないのではないかと思う。』
『社会が変革したのだから、人の考え方や求めるものが変わるのも当たり前で、それを掘り起こしてなぜそうなってきたのか、背景には何があるのか、探究してこそ適切に現代社会が分析できる。』
肥和野佳子さん『NEW YORK, 喧噪と静寂』第37回より
確かに僕らが若人であった頃、欧米は仰ぎ見る対象であり、生活様式にしてもファッションにしてもビジネスのやり方にしても出掛けて行って学ぶべき対象であったように思います。
一方でアジアやアフリカは別次元の海外、出かけていく世界の範疇にはありませんでした。
だからといってドメスティックになるのは豊かな証拠、とばかりに満足してしまうのもどうかですが。
有史以来、日本人は、古くは朝鮮半島、中国大陸へ、東シナ海に沈むことを覚悟して渡って行ったチャレンジャーです。
遺伝子は今も綿々と続いている。
そう考えたいですね。
今日はひとの褌で相撲をとってしまいました・・・・・反省。
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日本の会社では海外勤務を希望しない若者が増えている。
といったことをこのブログで以前話題にしました。
そのとき僕は多くのマスコミや経済人の反応同様に、ただ単純に 『嘆かわしい』 的な意見を書いてしまったような記憶があります。
これに対しニューヨーク在住の肥和野佳子さんは、24日付メルマガコラムでこれとは別の面の意見を述べておられます。
『しかし見方を変えれば、それだけ日本が成熟した豊かな国で生活しやすい国になったという証拠でもある。』
『国が発展途上の場合は、人がどんどん先進国に留学し、そこで多くを学び、本国の安価な労働力を使って市場競争力のある製品を生み出し、本国の大量消費と先進国への輸出とで経済発展期を迎える。』
『低成長時代の現代、会社が従業員を海外に送る先として、もっとも可能性の高いのはアジアだ。そして、中東、南米、アフリカといったその他の発展途上の国へも送られる可能性もどんどん増大している。従業員の海外勤務希望者が減ったというのもそうした派遣先の大きな変化という事情があるだろう。』
『そもそも経済的に豊かな国からは海外に出たがる国民は多くは出ないものだ。外国語の習得も熱心ではない。』
『時系列的な社会調査の結果を見て、最近の日本の若者にはチャレンジ精神がないとか、向上心が足りないのではないかという単純な論調を見ることがあるが、私は必ずしもそういうことではないのではないかと思う。』
『社会が変革したのだから、人の考え方や求めるものが変わるのも当たり前で、それを掘り起こしてなぜそうなってきたのか、背景には何があるのか、探究してこそ適切に現代社会が分析できる。』
肥和野佳子さん『NEW YORK, 喧噪と静寂』第37回より
確かに僕らが若人であった頃、欧米は仰ぎ見る対象であり、生活様式にしてもファッションにしてもビジネスのやり方にしても出掛けて行って学ぶべき対象であったように思います。
一方でアジアやアフリカは別次元の海外、出かけていく世界の範疇にはありませんでした。
だからといってドメスティックになるのは豊かな証拠、とばかりに満足してしまうのもどうかですが。
有史以来、日本人は、古くは朝鮮半島、中国大陸へ、東シナ海に沈むことを覚悟して渡って行ったチャレンジャーです。
遺伝子は今も綿々と続いている。
そう考えたいですね。
今日はひとの褌で相撲をとってしまいました・・・・・反省。
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Posted by 風街ろまん at 20:00│Comments(0)