2010年10月06日

クールビズとかりゆし

まだ夏蒲団とは言え朝方の布団の温もりが心地よい季節になりました。

4ヶ月ぶりにクールビズが終わり、ネクタイを締める日常が始まりました。
クールビズは今から5年前の小泉内閣時代に提唱されたものです。
当初は政府内にもいろんな反対意見があったり、個人的な嗜好に国が注文をつけるのはいかがなものかと言った市民側の意見もあったようですが、役所が率先採用し、銀行などのお堅い企業や大手企業もこれに追従したことから、この頃はすっかり定着したように思えます。

サラリーマンにとってはノーネクタイの気楽さと朝からネクタイを選ぶ煩わしさからの開放感も手伝ってか、大方の賛同を得て今ではすっかり定着したようです。
僕の中では粗く編んだ夏のニットタイも涼しげで結構、嫌いではありませんが。

しかしネクタイ製造業界にとっては死活問題になりました。
中国産の台頭とも重なり、業界の売上げ、会社数とも半減。
経産省発表では昨年のネクタイの販売額はクールビズ開始前年に比べて36%減少しているとか。

気の毒なデータですが、地球温暖化防止、ECOの流れにはもう逆らえないのが実情のようです。
特に今年の猛暑を体験したなかでは元には戻らないと言うのが実感です。

これを見ても、これまでと違う価値観が生まれようとするときは、必ずその行く末と、それが自社の事業にどう関わるのかの見極めと素早い対策が必要だと思います。

僕らの仕事仲間に、沖縄で税理士事務所をされているN先生という方がおられます。
定期的に福岡や東京でグループの会議があるのですが、N先生は冬以外はいつもかりゆし姿でやってこられます。
先生にはネクタイ姿のイメージがありません。
飄々とした先生のキャラクターと実によくマッチしていると思うのです。
お聞きするところによると沖縄では4月から11月までがかりゆしウェアの期間だそうです。

流石に本土では仕事にかりゆし姿というのはまだまだ市民権を得ていませんし、東京や福岡のビジネス街では現在は違和感この上なしです。
本土では、かりゆし=リゾート
でありビジネスとは対極のイメージなのですが、この夏ばかりは「それもアリかな」と思ってしまいます。
このまま、日本本土の亜熱帯化が進めば現実味を帯びてくる話しです。

ちなみに、5年前に沖縄を旅行したとき、国際通りのかりゆし屋さんで家内と僕のかりゆしを1着づつ仕立ててもらいました。
今でもお気に入りで、夏が来ると衣服ケースから出してハンガーに架けるのですが、どうも勿体なくて今年も袖が通せませんでした。
笑ってしまいます。


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Posted by 風街ろまん at 19:37│Comments(0)
 
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