2010年07月21日

道の駅坂本続編

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一気に真夏。
しかしいい天気ですねえ。
心が軽くなります。

さて今日は昨日の続きたいな。
道の駅坂本の続きです。

昨日は物販所のことでした。

物販所の隣は休憩所スペースになっていてテーブルと椅子が少々並べてあります。
奥のカウンターはドリンクとソフトクリーム売り場のような設え。

「晩白柚ソフトクリーム」とあります。
おお、晩白柚の産地であったか。

330円。
ちと高いなと思って悩んでおりましたら、
僕らの他にいたもう一組のライダーらしき片方のお兄ちゃんが、物産売り場のお兄ちゃんの所に近づいて、

「あのお、ソフトクリームは・・・・。」

すると物産売り場のお兄ちゃん。

「いいですよ。」

えっ、いいですよって何がいいんだろう。

ソフトクリームの売り場に誰もいないから聞いたんです。
普通なら、
「あっ、お待たせして申し訳ありません、直ぐ伺います。何になさいますか?」
くらいのこと言うでしょう。

僕もついで買いしてしまいましたが。
味は、なるほど、清涼感があって美味!

それから奥のレストランと思しき方へ。
(よく分からない)展示スペース。
『昭和30年頃の坂本集落』と書かれたA3サイズくらいの古い写真が2枚壁に。
それが何を意味するものかが不明です。
坂本の歴史を示すものであるのなら他にそれらしきものやボードがあっていい筈ですが。

その下にはガラスケースが鎮座。
埃を被った珈琲カップなどの焼き物が数点並べてあります。
2,500円とかの安っぽい値札もあって、
その横に壷を持ったおばあちゃんの写真が立て掛けてある。
うん?
他に何の説明書もない。

恐らくこの地元のおばあちゃんが開いている窯で焼いた作品であろうとは推測できますが、それがどういう謂れのものかが定かでありません。
値札があるということは、売り物なのでしょうが、この状況は、開業以来ひとつも売れたことがないんだよと言っているようにも見えます。

さらにその奥にあるものが目に付いた。
縦横1mくらいのヨットの模型です。
いわかん!
恐らくは展示物?!
この坂本地区とどういう関係のものか、何の説明もありません。
製作者不明、展示目的不明、一切のものが見当たりません。
まるでどなたかの家の応接室に迷い込んだような錯覚。

横のテーブルに、イベント情報のチラシと何とかいうミニ新聞が数枚置いてあります。
持って帰っていいよということなのでしょう。
しかしそのイベントは既に5月に終わっております。
新聞は5月号です。
全体にうっすらと埃を被っておりました。

さて11時を回っているのに奥のレストランには誰も客不在。
先ほどの焼き物ケースの横に大きな定食メニューの蝋細工も展示してありましたが埃うっすら。
食欲を誘うというより、失くす工夫がちりばめてあります。

普通の民間施設であれば何も言うところはありません。
お客さまが来なければ潰れて廃業するだけの話しですから。

しかしここは公共の『公』。
運営がいくら第三セクターであろうと、土地の整備は国土交通省。
トイレ施設は県、全体の建物は市町村がお金を出します。
それも大半は国の補助金。

赤字がでれば市町村の財布から。

市町村からすれば、『よかよか補助金が付くとだけん。』

『何をするのかは後の話したい。』

『有名な先生に設計を頼んで、我が村のランドマークにせんば。』

かあるく議会も通り地元の建設業者に発注して建ったのが1995年。
それから15年経って、多分今は赤字でお荷物なんでしょうね。
だって連休というのに職員が二人しかおんなはらん。

『晩白柚アイスクリーム』が美味しかっただけに残念です。

あっ!まさかそれも賞味期限が切れとったんじゃないでしょうね?


道の駅坂本続編



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Posted by 風街ろまん at 22:28│Comments(0)
 
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