こんさるたんと奮闘記

梅雨入り宣言の後も梅雨らしからぬ天気が続いていましたが、夕方近くから、如何にも梅雨といった降りになりました。
田植えの済んだ農家には恵みの雨でしょうか。

さて今日の昼。
この頃、昼食は殆どうどんで過ごしていることは先刻より告白の通りです。
しかし今日はクライアントを訪ねた折、久しぶりに中華でもとという流れになり、近くの人気中華屋さんでランチとなりました。

この中華料理屋さん、決して高級店というわけではないのですが、ランチの価格帯が１０００円から１５００円。
サラリーマンにとっては、たまあにはいいけど毎日は敬遠される帯です。
１２時チョイ前に入ったんですがこれが殆ど満席。
それよりその顔ぶれ。
６割が家庭の主婦らしき女性と３割がＯＬ混じりのやや若女性。
残る１割が男性でしたが彼らは何れも女性と同伴で、男だけというのは僕らのみです。

先月のこと東京の本部から来客がありました。
用事を片づけ中心街でお昼になってしまいましたので、ランチでもとなった次第。
お客様をうどん屋に連れていく訳にもいかず、さる飲食ビル２階にレストランなんちゃらの看板が見えましたので、ままよと入った訳です。

そこのお昼のメニューはランチディナーのみでありました。
２０００円です。
ディナーと名のつく以上は、まあリーズナブルという値段で、中身はお値段以上（ニトリ）だったのですが、普段サラリーマンはそんなとこには行きません。
なのにテーブルは満席。
僕らはカウンターに座りました。

で、客層はというと、先ほどの割合でいうと、６対４対０。
要するに女性ばっかし。

ああ、父ちゃんは５００円玉を握りしめてうどんを啜っているのに。
はたまた、２８０円弁当を買いに並んでいるというのに。

ああ、そうそう、ランチの食べ歩きなんて言うブログが超人気になる筈だわなあ。

かねてより、女性の支持を得なければ殆どの商売はやっていけないと自らも発信してまいりましたが、お陰様で再確認いたしました。
まだまだ僕は舐めておりました。
決して世の中不況ではありません。
かかるランチを食する余裕がまだ家庭にはありました。

もっとも、昔、父ちゃん達が夜のネオン街の狭間にぐだぐだとお金を撒き散らしていたことを思えば、ランチなんざ如何程のこともないわけです。
しかし今、不況を理由に、父ちゃん達には夜の外出禁止令が出、お小遣いも大胆カット。
２８０円弁当は父ちゃん達の防衛の生命線になっているのであります。












　　　
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