こんさるたんと奮闘記

ＧＷ、ひと休みです。
東証５日間の休みが明けたと思ったら、今日の日経平均は３４８円の大暴落。
お休み気分にいきなりの冷や水でした。

で、何があったといったい？とみると
５月５日、ムーディーズがポルトガルの格付けを引下げ方向で見直しとの発表。
中国の景気過熱で金融引き締めに対する警戒感が出てきた。
要するにこれだけです。

もうみんなビクビクしてる訳です。
上場会社３月連結業績が従来予想を大幅に上回ることが判ったと報道されたのは連休突入直前の４月２４日のこと。
昨年のように日本企業が壊滅的な業績となった訳でもない。
ただただ、海外の景気動向に右往左往していということ。

ポルトガルが厳しいって言うのは今始まった話ではありません。
ギリシャ、ポルトガル、スペイン、イタリアの南欧州国は軒並み財政が悪化しているし、英国もバブルの後遺症で病み上がり。
欧州が大変なのは周知の事実で、後はＥＣがどう出るかのことです。

中国が再びバブルに冒されていることも昨年からのこと。
余りに中国の勢いが凄まじいため、元の切り上げも含め中国当局がどのような手を打つかだけのことです。
他国の例を視つつ、手を打つのは確かでしょうが決して急ブレーキは踏まないはずです。

大方のことはみんな判っていて、それでも売りが出ればあっという間に広がってしまう。
おおい、日本、自身を持とうよ。
政治は相変わらず３流で頼りないけど、みんなは勤勉に働いて盛り返しているんだ。

もっとも、予想以上の企業収益もエコポイントなどの緊急経済対策がカンフルとして効いているし、雇用を犠牲にしているのも強ち見過ごせませんが、縮こまっていては中国にやられてしまうだけです。
元気を出して、知恵を出して。
開けない未来なんて絶対ないはずです。












　　　
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