2010年04月22日

小説よりも・・・

昨年10月から相続の専門サイトを立ち上げていますが、この頃は他県の方からの電話相談が増えています。
実はフリーダイヤルでお電話をいただいて受話器をとりますと最初通話が始まる一瞬、機械音で、例えば宮崎の方からの電話ですと『ミヤザキ、ミヤザキ』との声がするのです。
ああ、宮崎の方からだなとお声を聞く前に分かる仕組みです。
しかし、エリア外の方からだからと決して気を抜いていい加減なことを答えるなんてことはありませんのでご安心を。

今日は関東の方からご相談がありました。
ご主人のお父上が昨日急死されたというのです。
で、驚いたことにそのお父上、実は正式な奥さんがおられ、その奥さんとの間に子供も二人いたというのです。
ご主人のお母さんはこの事実を全く知らなかった。

ご主人は、今回お電話いただいた方と結婚されたとき、自分の戸籍謄本を取られてみて初めてその事実に気付かれたらしいのですが、驚いてその父上に詰め寄ったそうです。
そしたら父上は事実を認め謝られたものの、
「お母さんにだけは内緒にしてくれ。」
と懇願されたといいます。
それで今回に至るまで母上はその事実を知らずにきた。

嘘のような本当の話です。

このような仕事をしていますと本当に驚くことばかりです。
テレビ映画などよりもっと作り話めいたことが沢山あります。
『事実は小説よりも奇なり』とはよく言ったものです。

今日のご相談は、相談者のご主人が相続分をどうとかということよりも、真実の夫と信じて疑わなかった人物の急死でいきなり生活の糧も無くなり放り出された格好の母上の将来の経済的な不安のことでした。
遠方の方で弊社の顧問弁護士を紹介するわけにも参りませんでしたが、いずれにしても法律の専門家に相談して動かれることをお薦めしました。

どうも内の夫はおかしいぞと思われるときは戸籍を確認しましょう。


小説よりも・・・



小説よりも・・・


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Posted by 風街ろまん at 23:58│Comments(0)
 
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