2010年02月12日

ハウステンボス

夕刊の見出し、ハウステンボス、HISがやっと支援を決定したようです。
1992年開業のバブルの申し子そのもの。

ハウステンボスハウステンボスは2003年会社更生法で一端破綻しながら、しかしそれでも生き延びてきました。
大半の借金をチャラにしてもらい野村が支援してきましたが、この不況で再び限界に達したようです。
いくらバブルの時代とはいえ神近義邦という一人の情熱家が見た夢の実現に金融機関も莫大な資金を投じました。
考えればいい時代です。
ハウステンボス、シーガイヤ、福岡ドーム。
九州の3バカプロジェクトといわれます。
もうそんなゆるい時代は2度と来ないでしょうね。

イオンモールに象徴される今の巨大商業施設といわれる建物は、見た目にも安っぽい。
二階部分などは人がジャンプするたびに振動が伝わるようなお粗末さに驚きます。
まるっきり張りぼてのスタジオセット。
経済的投資効率などからはじき出せばそれは当然と言えば当然なのですが、余りに今の時代を象徴しているようで侘しい。

ハウステンボスには本物へのこだわりが感じられました。
所詮は造り物なのですがそれでも正確に模写するような造り手の情熱と奥行き感があって、それらは僕らを心地よく錯覚させてくれました。

しかし、今の時代には本物を見たいと思えばオランダに行ける。
それも比較的安価に。
ハワイに行きたいけどお金がないから近場のハワイアンセンターへ、しかもよくできた高級感のあるハワイアンセンターへの感覚ではもう通用しなかったということでしょうか。
まあ僕は割と好きだったんですがね。

本物にこだわった偽物を見るための国内旅行は海外旅行の価格と比較してあまり割に合わないようになったのは確かです。
不況というよりも20年を経て環境が変わったんだと思います。
単に景色を「見る」「触れる」ではリピーターは掴めません。

実質、2度目の破綻です。
国内のテーマパークの殆どはとうの昔に破綻し消え去りました。
しかしここは時代に合わないからと壊してしまうにはあまりに惜しいから九州の経済界が騒ぐ。

HIS、どうするんでしょう。
次の一手はなかなか見えてきません。
どうか知恵を絞ってもらって元気にして欲しい。
見守ってます。



■大成経営コンサルティンググループ

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Posted by 風街ろまん at 23:08│Comments(0)
 
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