2010年01月27日

弱いものが生き残る

経営コンサルタントが必ず口にする言葉があります。
セミナーなどでよく勉強されている方なら、一度ならず耳にされたことと思います。

「最も強い者が生き残るのではなく、
 最も賢い者が生き延びるでもない。
 唯一生き残るのは変化できる者である。」

進化論を唱えたチャールズ・ダーウィンが著書『種の起源』の中で語った一節と言われ、小泉首相が首相就任演説で引用したことから普通に広がったようです。
ところが実際に著書『種の起源』にはそのような記述はありません。
ただダーウィンが自然選択説を唱える中で「適者生存」の原理を説明するのに使った概念であることには間違いなさそうです。

さて、それはどうでもいいこととして、「変化できる者」とは、一般的には弱い者であるようです。

弱い者とはどんなものか。

じっとしていれば強い者に捕捉されるため、じっとしていることに常に危機感を持っている。
やられないためにいつも工夫し創案し続けている。
変化することを恐れない。

強くも賢くもない弱い者は変化し続けないと死んでしまいますから。

ところがこの頃では、強くも賢くもない弱い企業なのに変化することを放棄してしまっているのが余りに多い。
ギブアップ!
完全な思考停止状態です。
座して死を待つ潔さというか・・・・。

今日ある会社の社長さんに12月にお願いしていたことがどの程度進んだか聞きに伺いました。
社長、長椅子に背をもたれため息をついておられる。
当然何も進んでいないよという意思表示。

僕 「社長、僕はお願いしたけど、これって社長の会社のことでしょうが!」

社長「そう、実行が大事ってことは分かってるんだが・・・・・。」

僕 「ひょえ~!分かっててしない、それって、分かってないことでしょう。」

社長「そうなるたいなあ。」

今という時代は最高の舞台だと思います。
だって何かをすべきだとも思ってない人が半分。
何かをしなきゃならないと思っていても何をしていいか分からない人が3割。
何をすべきか分かっていてもそれをしない人が実に1割5分。

95%は黙っていても潰れていくんです。
勝負で言えば敵失ってやつです。
生き残ればそれだけでも大きな果実が手に入れられるじゃないですか。

さあ、先ず何をすべきか分かることが大事。

ヒントや答えはネットに無尽蔵に、しかもただでありますよ。
こんないい時代はないとおもいません?


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Posted by 風街ろまん at 19:03│Comments(1)
この記事へのコメント
今日はゆっくりと考えてみようと思います♪
Posted by 「相互リンク集 Link WW」 at 2010年01月27日 19:27
 
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