2010年01月21日

自立

元横浜市長の中田宏氏が、今の日本に必要なのは「自立」だといいました。
僕もそう思います。

国家としての自立。
政府としての自立。
国民としての自立。

傷を負っていてもまだ力を世界に行使続けようとする米国。
力を蓄え覇権を窺がう中国。
ただただ彷徨い続ける日本。

人口が縮小していく中でだらだらと負債を積み上げ、金をばら撒き続ける日本のトップ。
国に依存し続け一向に方向転換できない企業と個人。

政治家は一向に国としてのかたち、日本の進むべき方向を示すこともなく党利党略に明け暮れる。
この程度の国民にこの程度の政治。

閉塞感を持つなと誰が言えるのか。

小沢氏の起訴もほぼ固まったようです。
そのとき民主党はどういった選択をするのか。
既に党内では小沢氏排除の動きが広まりつつあるようです。
自民党はしてやったりと喜ぶ。
もはやそういった単純な状況ではないように思えます。

この時を越えたら、何か変わるのではないかとの多くの国民の期待は失望に変わりやがて絶望が訪れる。
国としてのアイデンティティが喪失すると思考は停止し一切が強いものへ委ねられる社会が生まれます。
民主主義の死です。

政府は借金を重ねマニフェストに謳ったからとお金をばら撒く。
国民は貰えるものなら貰わないと損だと言う。
誰も国の未来に責任を取らない。
子供を借金のかたにして今夜の酒を飲むエクライ親父に誰もが成り果てる。

お前を育てるための借金だからお前が後は払っていけと僕らはどんな顔をして子供達に言うんだろう。


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Posted by 風街ろまん at 23:55│Comments(0)
 
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