2009年12月28日
仕事納め
さあ、お正月を迎える用意はもうできましたでしょうか。
昔から12月13日は「正月事始め」と言ってお正月のいろんな準備を始める日として歳時記に定めてあります。
忙しい現代にあってはそんな悠長なこともなくなったようですが。
ただ、正月飾りについて、31日に飾るのは「一夜飾り」といって今でもよくないと言われています。
一晩で準備するのが葬儀を思い起こさせるからとか、神様を迎えるのに付け焼刃では失礼だとかいうことのようです。
29日は「苦に繋がる」と避けるよういわれていましたが、現代では逆に「ふ(2)く(9)を呼ぶ」から縁起がいいという解釈も一般化してきているようです。
語呂合わせもいい加減なものですね。
我が家ではこういった飾り付けや神棚のことは男のすることと決められています。
というか家内が決めたことなのですが。
僕にはどうでもいいことなのですが、長州出身で昔かたぎの家内は頑として譲りません。
正月飾りにしてもいろいろ決まりごとが在るようで地方によってもまちまちですかね。
これらを古臭い因習と思うか、大切な生活の中の行事と捉えるかでも対応は変わってきます。
古臭いと思う方でも、クリスマスツリーは飾る、ハローウィンの飾りつけはする、っていうのもあり。
初詣だけはいくよっていうのもあり。
要は心の持ち様ですか。
日本の様々な歳時、風習は稲作と深く結びついているのだそうです。
風習は、季節であったり気候であったり天気であったり風土であったり・・・・・。
自然との共生の中で生まれてきた独特の文化ですから神=自然を崇めることが即ち生活であったいにしえ人の知恵そのものなのでしょう。
日本人のDNA。
クールジャパンです。
さて、今日は殆どの会社が仕事納めですね。
役人の御用納めからきた慣習のようですが。
当事務所も午前中に餅つき(残念ながら機械ですが)をして午後からは大掃除。
誠に幸せなことだと思います。
節目のことをその通りにできるってことは。
年が越せるかどうかも分からぬ企業があるなかで。
銀行員だった頃、今でこそ大晦日はお休みになっていますが以前は31日まで営業をしていました。
小売などの商売をやられている方にとって年末の売上げ入金は大事なことでしたし、盆暮れには商売の支払を済ませるという商慣習も当時は生きていました。
また、銀行側も9月3月の決算期同様、他の銀行との競争でお客様からの預金残高を1円でも積み上げたいという時代でした。
当時の商習慣や銀行とはそういうものだった訳です。
除夜の鐘を聞きながら伝票をはじくなどということも入行当時はあっていましたが、やがてお客様のそういった独特の商習慣も薄れ、銀行のほうでも夜間金庫の開始や一律の機械化が進む中で徐々にそういったものもなくなってしまいました。
そうやって平成5年からは全国一斉に銀行は大晦日の営業を休むようになりました。
仕事は楽にはなったものの独特の季節感も失われていったような気がしました、当時。
最近では1日からスーパーもコンビにも開いている。
おせち料理自体の意味もなくなってしまいました。
お正月は海外でという方も増えましたが、それってどうなのかな。
なんて思うのは貧乏人根性でしょうか。
■大成経営コンサルティンググループ
■(株)船井財産コンサルタンツ
■熊本の九州相続相談センター


忙しい現代にあってはそんな悠長なこともなくなったようですが。
ただ、正月飾りについて、31日に飾るのは「一夜飾り」といって今でもよくないと言われています。
一晩で準備するのが葬儀を思い起こさせるからとか、神様を迎えるのに付け焼刃では失礼だとかいうことのようです。
29日は「苦に繋がる」と避けるよういわれていましたが、現代では逆に「ふ(2)く(9)を呼ぶ」から縁起がいいという解釈も一般化してきているようです。
語呂合わせもいい加減なものですね。
我が家ではこういった飾り付けや神棚のことは男のすることと決められています。
というか家内が決めたことなのですが。
僕にはどうでもいいことなのですが、長州出身で昔かたぎの家内は頑として譲りません。
正月飾りにしてもいろいろ決まりごとが在るようで地方によってもまちまちですかね。
これらを古臭い因習と思うか、大切な生活の中の行事と捉えるかでも対応は変わってきます。
古臭いと思う方でも、クリスマスツリーは飾る、ハローウィンの飾りつけはする、っていうのもあり。
初詣だけはいくよっていうのもあり。
要は心の持ち様ですか。
日本の様々な歳時、風習は稲作と深く結びついているのだそうです。
風習は、季節であったり気候であったり天気であったり風土であったり・・・・・。
自然との共生の中で生まれてきた独特の文化ですから神=自然を崇めることが即ち生活であったいにしえ人の知恵そのものなのでしょう。
日本人のDNA。
クールジャパンです。
さて、今日は殆どの会社が仕事納めですね。
役人の御用納めからきた慣習のようですが。
当事務所も午前中に餅つき(残念ながら機械ですが)をして午後からは大掃除。
誠に幸せなことだと思います。
節目のことをその通りにできるってことは。
年が越せるかどうかも分からぬ企業があるなかで。
銀行員だった頃、今でこそ大晦日はお休みになっていますが以前は31日まで営業をしていました。
小売などの商売をやられている方にとって年末の売上げ入金は大事なことでしたし、盆暮れには商売の支払を済ませるという商慣習も当時は生きていました。
また、銀行側も9月3月の決算期同様、他の銀行との競争でお客様からの預金残高を1円でも積み上げたいという時代でした。
当時の商習慣や銀行とはそういうものだった訳です。
除夜の鐘を聞きながら伝票をはじくなどということも入行当時はあっていましたが、やがてお客様のそういった独特の商習慣も薄れ、銀行のほうでも夜間金庫の開始や一律の機械化が進む中で徐々にそういったものもなくなってしまいました。
そうやって平成5年からは全国一斉に銀行は大晦日の営業を休むようになりました。
仕事は楽にはなったものの独特の季節感も失われていったような気がしました、当時。
最近では1日からスーパーもコンビにも開いている。
おせち料理自体の意味もなくなってしまいました。
お正月は海外でという方も増えましたが、それってどうなのかな。
なんて思うのは貧乏人根性でしょうか。
■大成経営コンサルティンググループ
■(株)船井財産コンサルタンツ
■熊本の九州相続相談センター

Posted by 風街ろまん at 19:16│Comments(0)