2009年09月02日

景気のこと

秋口へかかり、景気は回復しているのか、再び腰折れなのか。
なんとも、まだら模様と言うか、シャキッとしません。

今日は東証、一時日経平均で300円下げました。

何という理由でもない。
確かに昨日のニューヨーク市場は一旦上げた後結局2%下げましたが、
これも取り立てて何という明確な理由でもない。

8月からフワフワと1万円を超えた日経平均ですが、どうも居心地が悪いのか。
踊り場でうろうろしている状況です。

今の状況を、誰もが読めない。
当然明日がわからない。

民主等政権は果たして日本経済にプラスなのかマイナスなのか。
いろんな人が好き勝手に言ってます。

米国のマスコミは少なくとも日米関係についてだけいえば後退の印象を持っているようです。

NYタイムスは鳩山氏の著書のなかの反米的な一部を取り上げ批判記事を掲載しました。

しかしそれが悪いことかというと必ずしもそうではない。
これは連綿と続いた米国追従(或いは盲従)の歴史の転換点でもあるわけですから。

どうも政府には輸出企業の顔色ばかり見てぐずぐずにやってきた観があります。
細川内閣のとき、日米新時代、是々非々で、と極めてまともな応対をした細川首相でしたが、
クリントン政権下、日本車にハンマーが下され、日の丸に火を付けられると
外務官僚はおたおたし通しだったという過去があります。

戦後一貫して米国に追従してきた歴史から、米国に従えば、何はともあれ困らないなんて判断が
ずっと一人歩きしてきたようです。

まあそれは脇道の話で、要は今後も日本は輸出立国の立場を取り続けるのかが問題。

いきなり内需へ転換と言われても、
低所得者が増えていく中で、
総人口が減っていく中で、

“それはないやろお~!”

相変わらずニューヨークダウの影響、大というところでしょうかね。

中小企業の大部分は息切れしかけています。
冬が越せるか、懸念しています。
ある方の紹介で今日製造業の経営者の方と話していて思い直しました。

こんな中で株価続伸はないですね。

中国の景気対策もひとやまを超え、やはり踊り場にあるようです。
中国向けの輸出屑鉄価格はここまでの連続した上げ基調から下げへ転じました。

大成経営コンサルティンググループ
(株)船井財産コンサルタンツ 
相続・申告のご相談は九州相続相談センター  
お問合せ:fzc-m@taiseikeiei.co.jp







Posted by 風街ろまん at 21:10│Comments(0)
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。