2009年04月06日

友を呼んではいけない

友を呼んではいけない
大前研一通信4月号からの抜粋です。

『人間関係を築くうえで重要なことは、とにかく相手に興味を持つということだ。
その際に大切なのは、対人のメンタルブロックをはずすことである。
私はビジネススクールの学生に対し、必ず「会社のなかでいちばん苦手だと思う人間と付き合ってみろ」と指導している。
(中略)なぜそんないやな思いをして苦手な人間と付き合わなきゃならないのかと思うだろう。
それは人生で最も役に立つのは自分と違うタイプの人間だからだ。
(中略)似た性格や考えを持った仲間が集まっていれば楽だろう。
だがそれは群れているだけで、じつは生産性が低い。
類は友を呼ぶというが、少なくともビジネスや研究の世界で成功を目指すなら、友を呼んではいけない。
自分と最も考え方が違う、生い立ちも違う、発想が違う、自分に対して反対の意見をいろいろ言ってくれる人間こそが、自分の人生にとって最もプラスになるのである。
そうした人間と付き合えることこそ自分の強さであり人間の器だと考え方を変えるといい。(以下略)』
(週刊ダイヤモンド 2008年11月8日号)


昨年の北京オリンピック、野球の日本チーム。
星野監督は大学野球時代からの友人田淵と山本をヘッドコーチに据えました。
周囲の誰もが知っている仲良しトリオです。
これがどう影響したかは僕も知りませんが、結果は周知のとおりです。

今回のWBC、原監督はそれまで殆ど面識がなかった元西武監督の伊東をヘッドコーチに要請しました。
どちらかと言えば『動』の原に対して伊東は『静』で、監督時代のスタイルも正反対だった二人です。
原は北京オリンピックの反省から敢えて伊東を指名したのだと聞きました。
僕は、昔から、もって廻った物言いをする原が大嫌いですが、このことだけは感心しました。
勝負の世界です。
一歩間違えればオリンピックと同じになったかも知れませんがWBCの結果はまた周知のとおりです。






Posted by 風街ろまん at 20:10│Comments(0)
 
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