2009年03月31日
さくら咲く さくら散る

日曜日の熊本城のさくらは見事でした。
週末は雨との予報でしたがこの予報ばかりは当らなくて幸いです。
花曇りの下でしたが城内外で花見の宴が開かれ賑わっていました。
御幸坂はひとと車がひっきりなしに行き来している状態でしたが、両脇から伸びたさくらに包まれ見事な景色です。
ひどい花粉症でこの季節は戸外へ出ることができない家内ですが、車窓から見えるこの景色には甚く感激していました。
さくらにまつわる詩です
明日ありと思うこころのあだ桜、夜半に嵐の吹かぬものかわ 親鸞
散る桜 散らぬ桜も 散る桜 良寛
散った桜 散る桜 散らぬ桜哉 正岡子規
敷島の大和心を人問はば朝日に匂ふ山桜花 本居宣長
ちりぬべき時知りてこそ世の中の花も花なれ人も人なれ 細川ガラシャ
世の中に絶えてさくらのなかりせば春の心はのどけからまし 在原業平
風さそふ 花よりもなお我はまた 春の名残りを 如何にとかせむ 浅野長矩
さまざまの こと思ひ出す 桜かな 松尾芭蕉

今咲いているこの一瞬だけが信じられるさくら
時を置かず一斉に散ってしまうさくら
はかなさとか潔さとか日本人の感性が合うのでしょうね。
しかし言い換えれば、
『仕方ないものは諦める。』
『済んでしまったことは問わない。』
この思考の中断とも思える無責任さもまた日本人の特徴でしょうか。
戦時中の死生観にもかかわります。
亡くなられた方々を冒涜するわけではありませんが
人の命が花びら一枚。
『美しい』を形容詞になんとも軽く扱われたものです。
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Posted by 風街ろまん at 12:42│Comments(0)