こんさるたんと奮闘記

先日、企業スポーツのことを話題にしましたが、またまた女子陸上の名門、沖電気の3月いっぱいでの廃部が発表されました。
96年、97年、99年と信愛女学院出身の
川上優子選手の活躍で3度実業団優勝した
チームです。
選手たちの行く末を思うと胸が痛みます。

さて、株式などの市況を解説するときよく出てくるのが『センチメント』という言葉です。
「金融への不安が払拭されず依然センチメントは弱い」
などと使います。
実体経済は市場を決定する最も大きい要素ですが、センチメント（市場心理）というやつは時に実態を覆って嵐をももたらします。

『過去はデータがある。未来は何とでも言える。問題は今をどう把握しているかだ。』
経済アナリストの今井澂氏の言葉です。
殆どの投資家が、『今』が分からないから市場の目前の動きに揺れ動く訳です。
それは不安であり期待であり・・・・いずれも人間の心理そのものです。

実体経済に対する観察がいくら正しくても、時には市場の暴走が実体経済そのものを押し潰してしまいますので、あっという間に「正しい」が「過ち」に変わります。
だから市場に絶対正しいはないんです。
オセロゲームみたいなものだと思います。
今の日本の市場の状況そのままです。
誰かが我が身だけは守ろうと売りに走るとそれを見た者が取り残されまいと次々に売る。
あとは投げ売りになり死屍累々。
現実の経済でも同じことが言えます。
市場心理が消費者心理に替わっただけのことです。
消費『マインド』ともいいます。

春間近なのに『マインド』冷えてるなあ。
だけど我慢して節約生活していると妙に嬉しくなったりするのは何故でしょう。
うどん啜ってる自分が好きみたいな・・・・。
あれっ、それって僕だけ？

大成経営コンサルティンググループ
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