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2009年02月17日

勝負をするぞ

以前書きましたが、ユニクロを展開しているファーストリテーリングの柳井社長の弁です。勝負をするぞ
『経営は1勝9敗。結果(勝つという)が判っている勝負だったら誰だってします。』

沢山失敗してきたけど成功した人だから言える言葉ですね。

誰がやってもそこそこ儲かる経営は誰もが追従しますので結局そんなには儲かりません。
そんなものは勝負とはいいません。
(それでも成功体験を追うわけですから何もしないよりマシかも)

そういった経営は最後は規模の勝るものが勝つことになっています。
そして規模の勝るものもお隣の新興国などが手を挙げたりするとあっという間に取って代られてしまいますので結局勝ったことになりません。
それが現代のグローバリズムの怖さです。

現実には勝負をしない会社が8割あります。

勝負が怖いからだけではありません。
昨日と違うことをするとストレスが掛かるからです。
すると。
勝負をしないから面だって負けてしまうこともありません。
一見堅実そうに見えます。

だけど本当は勝負の先にある勝機を捨てているだけのことです。
勝機を捨てれば危機しか残りません。
平穏な毎日が少しづつ変わっていっても気付かず、或るとき一気に茹で上がってしまう。
だから企業の寿命は30年というんですね。
僕たちも運動をしないと足腰が弱ってしまっててまだ若いと思ってる内にやたらとこけるようになるんですね。
気付いたときは遅いです。

先般『16歳からの経営学』で紹介したセブン&アイ・ホールディングの鈴木CEOが昨夜のワールドビジネスサテライトに出演さ勝負をするぞれていましたが、こんなコメントを。
「セブンイレブンも御用聞きにならないと・・・・」
コンビニ文化を創った彼だからこそ時代の変化を必死で読んでるんですね。
お取り寄せに近いセブンイレブンネットというシステムは出来てますが、また進化させるのでしょうか。
コストに合わない御用聞きは40年前に時代から葬り去られていましたが、今また異なった価値観をもって復活ということでしょうか。
間にインターネットを介するのかそれとも泥臭くフェイスtoフェイスなのか。

こういったことも社会状況とともに変化していく消費者のわがままなのですがわがままと向き合うところからしか消費者の支持は得られないって訳です。




Posted by 風街ろまん at 20:23│Comments(0)
 
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