2008年12月16日

自動車ってなんだろうね

僕が中学2年生の冬、我が家に自家用車がやってきました。
車種は1966年、トヨタ・カローラとともに日本に本格的な大衆車文化を創った日産サニーです。勿論、裕福ではなかった我が家のサニーはその2年落ちの中古車でしたが・・・。
それでも僕は小躍りし、そのサニーを毎日飽きることなく外から中から眺め、父が運転する横の助手席に座っては誇らしく夢見心地だったのを覚えています。
小学校高学年の頃、高校教師を親に持つ近所の友達の家にダットサンブルーバードがありました。これも中古車でしたが酒屋のダイハツミゼット以来、村内にはじめて現れた乗用車は子供たちの人気の的だったのです。
当時の僕は毎日毎日、雑誌を見ては自動車の絵を描いていました。
いすゞベレル、日野コンテッサ、ダイハツコンパーノ、トヨペットコロナ、ホンダS800、ダットサンフェアレディ。お気に入りはMGB、コルベットスティングレイ、アストンマーチンなどの外国車でしたが。
大人になったら絶対ぴっかぴっかのスポーツカーを買うぞと当時は心に誓ったものです。
あれから40年余り。僕は1度もスポーツカーを買うことなく、しかも今は中古のSUVを乗り継いでいるところです。
「スポーツカーは今も夢だが、現実的でない。」
しかし、この夏のガソリン高騰で、僕のフルタイム4駆の燃料喰いSUVはピンチを迎えました。180円のGスタのボードを見るたびに小心者の僕は、
「どうしたらいいものぞ!うう~ん、だからといってハイブリッドや低燃費車に買い換える金はなし」と悩み続けたのでした。
このところのガソリン価格急落で危機はのど元を過ぎましたが
「もう、なるべく乗らない。」・・・・僕が取った行動は実に大衆的で休日は冬篭りです。
今でも車に最高のブランド価値を求めている人々がいます。
一方で一家に2台と言うほど車が生活の一部になった今、車は単なる移動手段と考える人々もいます。
先日、ホンダは1962年に初参戦したF1レースからの撤退を決めました。膨大な維持コストが問題になったわけですが、経営環境を言えばホンダは過去幾度かの経営的な苦境を経験してきています。それでも今回早々と撤退したのには、車に対して人々が持つ意識が大きく変わってきているというホンダの判断があったのではと思っています。
瀕死のビッグスリーの話題は何とも表現のしようがない。
たかが40年でかくも世の中が変わるとは。


大成経営コンサルティンググループ
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(株)船井財産コンサルタンツ熊本
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Posted by 風街ろまん at 08:36│Comments(0)
 
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