ヒッグス粒子

風街ろまん

2012年07月05日 18:46

ヒッグス粒子発見!

と言われても、物理化学がとんと手に負えなかった僕は何のことやら解りましぇ~ん。

映画にまでなった宇宙探査衛星 『はやぶさ』 にしてからが
イオンエンジン、イトカワ、往復60億kmの旅、サンプルリターン・・・
ひとつひとつの言葉に
『?・・・?・・・?・・・。』
限りなく 『?』 マークが続きます。
どこがどう凄いのか、どう感激していいのやら、さっぱりなのです。

先日の金環日食、大騒ぎでしたが、目で見て解る・・・つうのが市井の人間の限界。
よくぞこのスケジュールを計算したもんだとその程度のことには思い至る訳ですが。

こういうことに寝る間も惜しんで取り組んでいる人達がいる事実には、ただただ感心してしまいます。
昨日今日明日のことだけに日々、血道を上げている自分なんぞを遥かに超越した世界です。

宇宙がどうやって生まれてどうなっていくのか。
そんなことに浪曼を感じる人達がいて、
そんなアカデミックな世界をも世は許容し評価しているんですね。

そう思うと、この人間の世の中、まだまだ捨てたものではないのかな。
と気づきます。

ただ。
iGoogl急上昇ワードには 『なかやまきんに君』 はありましたが 『ヒッグス粒子』 は見当たりませんでした。

う~ん・・・・まあ、そんなもんでしょう。

しかし、市井の営みの中にも沢山の浪曼があります。

今朝、車を運転しながらカーラジオである番組を聴いていましたら、こんな読者投稿が読まれていました。

『先日、主人は事業に失敗して自己破産しました・・・・』

一瞬、読み手のアナウンサーにもメインの番組担当者にも沈黙がありましたが、
投稿内容はさほど悲惨なものではなく、さらっとした日常の心象然としたもので終わりました。
コメントしづらかったのでしょう、番組担当者のコメントもどこかほっとしつつ、さらっと・・・・。

事業を始めるときは、きっといろんなロマンがあったんでしょうね。
疑いなき成功。
いい時もあったのかも知れません。

どんな大企業とて、最初は創業者のささやかなロマンから始まってます。
しかし大きな企業とて失敗して当然と消えてしまうこともまた数多。

「よどみに浮ぶうたかたは、かつ消えかつ結びて久しくとゞまることなし」
が大方の決まりごとです。
崇高なロマンとは言い難いかもしれませんが、市井の世はそういったロマンと挫折が同居して流れていきます。
だからこのスペースに生きる人達は限りなく愛おしい。