相棒劇場版Ⅱ

風街ろまん

2011年01月14日 19:33

先日の日曜日、家内と 『相棒-劇場版Ⅱ-』 見ました。
夫婦50割引ですので二人で2千円。
自宅で地デジもいいですが、映画館はやはり臨場感があっていいですね。

と言いながら、映画館に足を運ぶのも久しぶりだったのですが。

さて 『相棒』 ですが、亀ちゃんから神部君への交替もseason9辺りになると違和感もなくなってきました。
別の味わいが出来てきたというところでしょうか。
その代わり、事件内容も警察組織内部の問題に係る話が多くなりました。
亀ちゃんが二課の叩き上げ刑事だったのに対して、神部君はキャリアという背景があるからでしょう。

『相棒-劇場版Ⅱ-』 は、まさに官僚組織内部の問題が個人を蹂躙したというテーマ。
面子であったり、権力争いであったり、自己保身であったり。
それは一般企業も同じなのですが。
組織の論理という訳のわからないもので、一個人が抹殺されることはよくあることです。

それらは組織が大きくなって、市民や消費者と距離が遠退くに従って生まれてくるもののようです。
しかし衝撃はストーリーの最後に、小野田官房長があっけないというか、非業のというか、突如最後のときを迎えてしまうこと。
あっ、これ言ったら駄目だったんだっけ。

このドラマで杉下右京には絶対なくてはならぬ、切っても切れぬ因縁が小野田だったはずなのですが。

season9は第1話から小野田官房長の姿無しで進んできたので、何か違和感があったのです。

そうか、そういうことだったか。
これからも、最大のエッセンスなしに話が進むのか。

それにしても岸部一徳の小野田は良かったな。
小野田役の岸部一徳が良かったのかも知れませんが。


人気ブログランキングへ清きワンクリックを!